【油汚れは育つ】
油汚れは非常に厄介です。
一度付着した油は汚れは、調理のときに油煙や湯気で柔らかくなりホコリを巻き込んで付着します。
換気扇などは遠心力がかかり、強固に付着し育っていく。
油汚れの特徴です。
【お湯いらずの所以】
油職人は、真冬の賃貸物件退去後の空室清掃の現場で開発されました。
ガスが止められていてお湯も使えない。真冬でも冷水しか使えない。
そんな現場で、冷たい水でも油汚れを石鹸とグリセリンに分解できるように開発されました。
【道具やウエスまでキレイに】
汚れ落としは「汚れの移動」です。
ウエスへ。流されて配管へ。
その時に汚れが取れても困るのがスポンジやブラシ、拭いたウエスなどのベタつき。
通常の洗剤は油を界面活性剤で浮かせて移動しているだけなので、移動した油汚れが残っているのです。
油職人は、ケン化(石鹸とグリセリンに分解)する力が非常に高いのでベタつき油を残しません。
使い終わった道具類についた油汚れもサラサラ。ウエスも軽くすすぐだけで簡単に汚れが落ちます。
わざわざお湯を沸かさなくても現場で活躍できる時短能力の高い洗剤です。
【アルミのヤケについて】
アルミは、酸化アルミニウムという保護膜を形成するのが特徴です。
ただし、アルカリ性に弱く長時間付着していたり温度が高いと変色します。
変色してしまった(ヤケの状態)の場合は研磨剤入りの「アルカリ性ではない洗剤」などで
研磨することで再生します。
【レンジフードなどの塗装の剥がれについて】
レンジフードは粉体塗装とって、顔料を静電気で吸い付けて熱を加えて塗装します。
有機溶剤とは違い、洗浄が不十分だったり場所により剥がれやすい傾向があります。
洗剤を使うと経時変化により塗装が剥がれることがありますのでご注意ください。
油職人の成分が塗装を溶かすことはありません。
【使い方】
1,汚れに直接塗布します
2,擦り洗いをします。
3,汚れに応じて放置します。
4,洗い流すかしっかり絞ったウエスなどで拭き取ってください。
※洗剤はそもそも水に馴染ます(乳化させる)ために存在します。擦っていて水分が蒸発したり
擦りにくくなった場合は、スポンジなどに保水して水を足すと汚れが落ちやすくなります。